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記事


“見える化”という支援
「何度説明しても、なかなか伝わらない」 「次に何をすればいいのか分からず、不安そうにしている」 子どもとの関わりの中で、そんな場面に出会うことがあります。 そんなときに役立つ支援方法のひとつが、「見える化」です。 「ちゃんと説明する」だけではなく、目で見て分かるようにすることで、子ども自身が状況を理解しやすくなることがあります。 今回は、日常のさまざまな場面で活用できる「見える化」についてご紹介します。 ◆「分かっているけど、できない」とは限らない 大人からすると、 「さっき説明したから分かっているはず」 と思うことがあります。 でも、子どもによっては、 ・言葉だけでは情報を整理することが難しい ・一度にたくさんの情報を受け取ることが苦手 ・次に何をすればいいのか分からない ・終わりが見えないことで不安になる など、さまざまな理由で行動につながりにくいことがあります。 そのため、 「分かっているのにできない」ではなく、「分かりやすい方法が違うのかもしれない」 という視点を持つことが大切です。 ◆「見える化」ってどんな支援? 「見える化」とは、言葉

dtfiroha
20 時間前読了時間: 4分


自立課題とは?
◆自立課題とは 子どもが「何をするのか」「どこまですれば終わりなのか」を理解し、自分で取り組めるように工夫された課題のことです。 たとえば、 ・色や形を分ける ・決められた場所に物を入れる ・見本と同じように並べる ・ひもやクリップなどを使う ・簡単なプリントに取り組む など、内容はさまざまです。 大切なのは、難しい課題に挑戦することではありません。 「自分で分かる」 「自分で進められる」 「自分で終えられる」 ことを大切にします。 実際に事業所で使用している自立課題の一例です。 ◆自立課題で育つ力 自立課題には、一つの課題の中にもさまざまなねらいがあります。 たとえば、 ・手先を使う課題→指先を使う力 ・見本を見ながら取り組む課題 →見る・考える力につながります。 ほかにも、 ・集中して取り組む ・順番に進める ・最後まで取り組む ・分からないときに助けを求める ・終わったら次の行動に移る など、日常生活にもつながる経験を重ねることができます。 単に「課題が出来るようになること」だけが目的ではありません。 ◆「一人でできた!」という経験 自立

dtfiroha
9月25日読了時間: 3分


「ひとりでできた!」を増やすツール
荷物の整理や手洗いなどの手順が覚えられず、なかなかひとりでできるようにならない。 「ひとりでできた!」の場面を増やせる手順書で、子どもの自信とやる気を伸ばしましょう。 手順の≪見える化≫で成功体験を重ね、自信を育む 持ち物の整理や着替え、食事、歯みがきなど、毎日繰り返し行っていても、なかなか手順を覚えられない子がいます。その背景には、ワーキングメモリの弱さや言語指示の理解の難しさ、注意の持続の困難さ、見通しの立てにくさなど、様々な要因があります。 このような子には、記憶やことばに頼らず、視覚的に、かつスモールステップでひと肯定ずつ手順を確認できる「手順書」の活用がおすすめです。 手順書を見ながら子ども自身最後まで一人で取り組めたときは、その場ですぐにほめることも大切です。成功体験が増え、自信や主体性の育ちに繋がります。視覚優位の子には「できたね!」の絵カードを提示してもよいでしょう。 手順書を用意する際は、使う子の好みや特性を考慮して作ることも大切です。せっかく手順書を用意しても、子どもが使ってくれなければ意味がありません。...

dtfiroha
9月15日読了時間: 2分


遊びが療育になる理由
「遊んでいるだけに見えるけど、これも療育なの?」 放課後等デイサービスで子どもたちが遊んでいる様子を見て、そう感じることがあるかもしれません。 実は、子どもたちにとって「遊び」は、楽しむだけではなく、さまざまな力を身につける大切な経験でもあります。 今回は、遊びの中でどのような力が育っていくのかをご紹介します。 ◆遊びの中には「学び」がいっぱい 子どもたちは、遊びの中で自然とたくさんの経験をしています。 例えば、友だちとボードゲームをすると、 ・ルールを理解する ・順番を待つ ・相手の行動を見る ・自分の気持ちを伝える ・勝ち負けを経験する など、さまざまな力を使います。 工作では、手先を使うだけでなく、「何を作ろう?」「どうしたらできるかな?」と考える力も必要です。 身体を使った遊びでは、身体の使い方や力加減、周囲を見ながら動く力なども経験していきます。 一見するとただ楽しく遊んでいるように見える時間にも、子どもの成長につながる要素がたくさん隠れています。 ◆「楽しい!」が挑戦する力になる 苦手なことに取り組むとき、 「やらなければならない」

dtfiroha
9月11日読了時間: 4分


固定電話復旧のお知らせ
平素より、いろはをご利用いただきありがとうございます。 先日より発生しておりました固定電話の不具合につきまして、復旧いたしましたのでお知らせいたします。 現在は復旧し、通常どおりお電話を受けられる状態となっております。 ご連絡をいただいた皆さまには、ご不便・ご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。 今後とも、いろはをどうぞよろしくお願いいたします。 放課後等デイサービスいろは

dtfiroha
9月10日読了時間: 1分


いろはからのお知らせ
ただいま、いろはの固定電話に不具合が生じており、外部からお電話をいただいた際には呼び出し音が鳴っているものの、事業所側では着信音が鳴らず、電話を受けられない状態となっております。 ご不便をおかけして大変申し訳ございませんが、復旧までの間、お急ぎの場合やご用件がある際は、いろは携帯電話までご連絡いただきますようお願いいたします。 070-8510-3168 ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。 放課後等デイサービスいろは

dtfiroha
9月9日読了時間: 1分


「受け取る力」と発信する力」を育むあそび
ソーシャルスキルの獲得が難しい子どもたちにとって、「あそび」はまたとない学びのチャンスです。 簡単なリズムあそびからごっこあそびまで、今すぐできるあそびを紹介します。 「あそびたいからやってみる」「やったらできた」が 喜びや自信につながる 家庭や支援の場で、親や支援者など周囲の大人が「こうしなさい」とスキルを「教える」やり方ももちろんありますが、子どもの場合は「周りの子のふるまいを見て学ぶ」(モデリング)ことが圧倒的に多いので、あそびのなかで自然に身につけるというやり方はとても効果的です。「楽しく遊びたい」というのは、子どもにとっては何より強いモチベーションですし、あそびを通して「できた」「できたら楽しかった」を体験できれば、それが喜びや自信につながります。 支援のヒント1その子が「できたらうれしい」スキルを いつも順番が守れず、友だちと仲良く遊べない子には、「並んで待つ」スキルを、自分から話しかけられない子には声掛けのスキルを、というように、その子にとって必要なスキルを学べるような仕掛けを作りましょう。学ぶことが負担にならないよう、それぞれの

dtfiroha
9月8日読了時間: 2分


ソーシャルスキルを育むあそび
特性がある子や発達に課題のあるこの多くは、人との関係を築くために必要な「ソーシャルスキル」の獲得が苦手です。 そのため、友だちとうまくあそべなかったり、集団あそびのルールが守れなかったりすることも。 しかし実は、あそびのなかにも、ソーシャルスキルの種がたくさんあるのです。 友だち付き合いが苦手な子も、みんなと同じ行動が難しい子も、楽しく遊びながら、少しずつソーシャルスキルに必要な力を育んでいきましょう。 ではそもそもソーシャルスキルとは何なのか? ソーシャルスキルとは、他人と良好な関係を築いたり、社会とうまく関わったりするために役立つ知識や技術のことです。 「並んで順番を待つ」「何かをもらったらお礼を言う」などもソーシャルスキルです。 幼児期の子どもは、このスキルを周囲の大人や他の子どもの振る舞いを見て学び、普段の生活のなかで実践しながら経験を積んでいきます。 ソーシャルスキルを身に着けるプロセスは ・ソーシャルスキルが育まれる ・その場の状況に気づく・理解する ・対人目標・解決策(とるべき行動)を考える ・結果を予測する ・最善の解決策を選ぶ

dtfiroha
9月1日読了時間: 2分


視覚支援ってなに?
「何度伝えても準備が進まない」 「次の活動になかなか切り替えられない」 「急な予定変更で不安になってしまう」 そんなときに役立つ方法のひとつが、「視覚支援」です。 視覚支援とは、言葉だけで伝えるのではなく、写真・イラスト・文字・実物など、目で見て分かるものを使って情報を伝える方法です。 今回は、視覚支援とはどのようなものなのか、どんな場面で役立つのかをご紹介します。 どうして「見えるようにする」の? 私たちは普段、たくさんの情報を言葉でやり取りしています。 しかし、子どもによっては、 ・一度にたくさんのことを言われると分からなくなる ・聞いたことを覚えておくことが難しい ・次に何をするのか分からないと不安になる ・活動の終わりが分からず、切り替えにくい といったことがあります。 例えば、 「片付けて、トイレに行って、手を洗ったらおやつにしよう」 と一度に伝えるよりも、 ①片付け → ②トイレ → ③手洗い → ④おやつ と目で確認できるようにすると、「今すること」や「次にすること」が分かりやすくなります。 言葉を理解できないから視覚支援を使うので

dtfiroha
8月28日読了時間: 4分


負けても大丈夫!
「負けたからもうやらない!」 「ズルした!」 「もう帰る!」 ゲームや運動遊びで負けた瞬間、怒ったり泣いたりしてしまう子はいませんか? 実は、「負けること」が苦手なのは、わがままだからではありません。 その子なりの理由や背景が隠れていることがあります。 今回は、負けると怒ってしまう子への関わり方をご紹介します。 _________________________________ ◆なぜ負けると怒ってしまうの? 子どもによって理由はさまざまです。 ・負けることが恥ずかしい ・一番になりたい気持ちが強い ・感情の切り替えが難しい ・頑張った分だけ悔しさが大きい ・「失敗=ダメなこと」と感じている 怒っているように見えても、その裏には悔しい・悲しい・恥ずかしいという気持ちが隠れていることも少なくありません。 _________________________________ ◆まずは気持ちを受け止めよう 負けた直後は、すぐに注意するよりも気持ちに寄り添うことが大切です。 例えば、 「悔しかったね。」 「勝ちたかったんだね。」 「たくさん頑張ったもんね。

dtfiroha
7月24日読了時間: 3分


不安が強い子への支援⑤
話すことを目標とせず、安心できる環境を優先 学校でのコミュニケーション方法が限られると、子どもは疑問や心配を支援者に伝えられず、支援者も戸惑うことがあります。その結果、子どもの不安や緊張をより高めてしまうことも。このような場合は、話すことをいったん脇に置き、まずは、楽しい経験や安心できる環境を整えることを優先します。 安心できる友だちがいれば、近くの席にしたり、好きな遊びを友だちや保育者と楽しんだりして、好きな人や物を増やしていくことから始めましょう。 支援実例 ・絵カードで気持ちや意思を伝える 声に出さなくても意思が伝えられる絵カード。「楽しい」や「嬉しい」などの気持ちを伝えるカードや、「これで遊びたい」を伝える遊びのカードなど、様々なタイプのカードを使い、安心を得られるます。 ・横並びで話しかけて 話をするときは、横に座って目線を合わせ、優しく話しかけて緊張をやわらげるような配慮をします。直接ではなく、ぬいぐるみなどを使って話しかけることも良いです。 ・お気に入りグッズ お気に入りのぬいぐるみやおもちゃがあると安心でき、気持ちが安定する様

dtfiroha
7月14日読了時間: 2分


褒め方で子どもは変わる?
「すごいね!」 「えらいね!」 子どもを褒めることは大切だと言われますが、「たくさん褒めているのに変化がない」「褒めてもすぐにやめてしまう」と感じたことはありませんか? 実は、褒める内容や伝え方によって、子どもの受け取り方は大きく変わります。 今回は、子どもの自信や意欲につながる「褒め方」についてご紹介します。 ⸻ ◆なぜ褒め方が大切なの? 褒められることで、子どもは 「できた!」 「また挑戦してみよう!」 「頑張ってよかった!」 という気持ちを育てていきます。 一方で、褒め方によっては 「褒められるために頑張る」 「失敗したら価値がない」 と感じてしまうこともあります。 そのため、結果だけではなく、過程にも目を向けることが大切です。 ⸻ ◆結果よりも「過程」を褒める 例えば、工作が完成したとき。 結果だけを褒める場合 「上手だね!」 もちろん嬉しい言葉ですが、「上手にできたこと」が評価の中心になります。 一方で、 「最後まであきらめずに作ったね。」 「難しいところも工夫していたね。」 「何度も挑戦して完成させたね。」 このように取り組む姿勢や努

dtfiroha
7月10日読了時間: 3分


不安が強い子への支援④
失敗が苦手で勝ちにこだわる 失敗や負けを極端に嫌がり、初めからやろうとしなかったり、ゲームに負けそうになると大騒ぎになる子どもがいます。気持ちのコントロールが難しく失敗をひきずる、ひとつの価値観にこだわり勝ち以外を認められないといった特性がみられます。 みんなと楽しく活動に参加の仕方にバリエーションを作る、見通しをもてるようにルールを可視化する。、といった工夫と配慮を。不安を軽減する支援が必要です。 支援実例 ・楽しく参加できる経験の積み重ねを 参加を嫌がる時には、見るだけや支援者の手伝いをするという傘下の仕方もOKに。 活動に興味をもってきたら、活動の内容やルールを視覚的に示して説明し、少しづつ勝敗や「一番」以外にも関心を持てるようにしました。 ・約束を一緒に確認 一度にひとつのことにしか目に入らず、見通しをたてられないために、失敗するのではと不安になる様子。支援者はふせんなどを用意しておき、必要に応じて次に何をするのかを書いて見せるようにしました。その都度一緒に確認をすると、安心できるように。約束が守れたら花丸を描いてしっかりほめるこ

dtfiroha
7月7日読了時間: 2分


友だちとのトラブル、どう関わる?
「また友だちとケンカをしてしまった…」 「貸してと言えずに取ってしまった」 「遊びのルールで言い合いになってしまう」 このような経験は、多くのお子さんに見られます。特に発達特性のあるお子さんは、 「わざと」ではなく、苦手さが背景にあることも少なくありません。 トラブルの背景には「苦手」が隠れていることも 友だちとのトラブルは、次のような理由から起こることがあります。 ・相手の気持ちを想像することが難しい ・自分の思いを言葉で伝えることが苦手 ・順番やルールの理解が難しい場面がある ・負けたり思い通りにならなかったりすると気持ちの切り替えが難しい ・「今は待つ」「少し我慢する」といったことが苦手 これらは、お子さんの性格ではなく、発達段階や特性による影響である場合もあります。 ★大人ができる関わり方 トラブルが起きたときは、すぐに叱るのではなく、「どうしてそうなったのかな?」と背景を一緒に考えることが大切です。 例えば、 「貸してって言えばよかったね」 「嫌だったんだね」 「次はどうしたらうまくいきそうかな?」 と、お子さんの気持ちを受け止めながら

dtfiroha
7月3日読了時間: 2分


SSTってなに?遊びの中で育てる「人と関わる力」
「SST(ソーシャルスキルトレーニング)」という言葉を聞いたことはありますか? 放課後等デイサービスでもよく取り入れられている支援のひとつですが、「どんなことをするの?」「勉強みたいなもの?」と疑問に思われる方も多いかもしれません。 今回は、SSTとはどのようなものなのか、放課後等デイサービスで行う理由についてご紹介します。 ◆SSTとは? SSTとは、「ソーシャルスキルトレーニング(Social Skills Training)」の略です。 簡単にいうと、社会の中で生活していくために必要な「人と関わる力」を身につける練習のことです。 例えば、 ・あいさつをする ・順番を待つ ・相手の気持ちを考える ・自分の気持ちを伝える ・困った時に助けを求める こうした力は、学校生活や友だちとの関わりの中で必要になる場面がたくさんあります。 しかし、言葉で説明されるだけでは理解が難しかったり、実際の場面でうまく行動につなげることが難しかったりすることもあります。 そのため、繰り返し経験しながら少しずつ身につけていくことが大切になります。 ◆放課後等デイサービ

dtfiroha
6月26日読了時間: 3分


不安が強い子への対応➂
普段から集団行動が苦手で、避難訓練や行事など日常と異なる場面で、泣き出したりパニックを起こす子どもがいます。また聴覚過敏があり、耳を塞いで座り込んでしまう事もあります。 感覚過敏や見通しがもちにくいと強いストレスを感じる 発達に特性がある子の中には、新しい環境や見通しがもちにくいものに対して強いストレスを感じる子どもがいます。突然の音にも強いストレスを感じる子どもは、避難訓練のサイレンの音に不安や恐怖を感じるのでしょう。 感覚の過敏から環境へのストレスが高じる子は、苦手なものからまず「離れる」こと。安心できる環境やグッズを準備します。これからなにがあるのか、どうなったら終わるのかなどの見通しがもてると、安心できることも多いです。 支援実例 ・イヤーマフを積極的に使用 聴覚過敏が強い子どもは、突然の音だけでなく友だちの話し声なども刺激やストレスに。普段からイヤーマフを使って、音の刺激をコントロールできるようにと、家での使用をすすめました。使用に慣れ、友だちと交流したいときなど、場面に応じて外す判断も出来るようになりました。 ・スケジュールボード

dtfiroha
6月23日読了時間: 2分


感情のコントロールは練習で育つ?
「すぐに怒ってしまう」 「負けると大泣きしてしまう」 「思い通りにならないとパニックになってしまう」 このような様子を見ると、 「うちの子は感情のコントロールが苦手なのかな?」 と心配になることもあるかもしれません。 しかし、感情のコントロールは生まれつき決まるものではなく、経験や練習を通して少しずつ身につけていく力です。 ◆感情をコントロールするとは? 感情をコントロールするというと、 「怒らないようにする」 「泣かないようにする」 と思われがちです。 ですが、本当に大切なのは感情をなくすことではありません。 「今、自分は怒っているな」 「悔しかったんだな」 と自分の気持ちに気づき、その気持ちと上手に付き合うことです。 怒ることや悲しむこと自体は悪いことではありません。 大切なのは、その後にどのような行動を選ぶかです。 子どもが感情のコントロールを難しく感じる理由 子どもはまだ経験が少なく、自分の気持ちを言葉で表現することが得意ではありません。 そのため、 ・悔しい ・悲しい ・不安 ・恥ずかしい といった気持ちが、怒りや大泣きという形で表れる

dtfiroha
6月19日読了時間: 3分


「不安が強い子」への対応②
前回に引き続き、不安が強い子への対応を一緒に考えて行きたいと思います。 今回は「理解がゆっくり」のケースの支援を考えていきましょう。 何をすべきか分からなくて不安に 発達がゆっくりな子どもは、理解や動作のスピードがゆっくりなために、友だちのペースについていけないことがあります。保育者の指示をすぐに理解できず、なにをしてよいかわからなくて不安を感じる場合もあるでしょう。 保育者は、クラス全体への指示の後、個別に声をかけて理解をサポート。ゆっくりでも、その子のペースで理解し、動けるように支援します。「自分でできた!」と言う経験や達成感が、不安の軽減や意欲につながります。 支援実例 ・個別の声かけ クラス全体へ向けた話などは、話すスペースが速かったり、内容量が多いと理解が追い付きません。個別の声かけを心がけ、抽象的な表現を避けて、数や固有名詞を用いた言葉で、短く具体的に伝えました。イメージをもちやすくするために、絵や写真を使うなど、その子が理解しやすい方法も工夫しました。 ・支度専用スペース 朝の支度などは、情報や周りの刺激を整理し、集中して取り組

dtfiroha
6月16日読了時間: 2分


切り替えが苦手な本当の理由
「まだ遊びたい!」 「終わりたくない!」 活動の終わりになると、 気持ちが大きく揺れてしまう 子どもは少なくありません。 保護者の方の中にも 「何度言っても切り替えられない」 「毎回声を掛けるのが大変」 と感じている方が いらっしゃるのではないでしょうか。 しかし、 切り替えが苦手なのは わがままだからではありません。 ◆なぜ切り替えが難しいの? 子どもたちは成長の途中です。 自分の気持ちを整理したり、 行動をコントロールしたりする力を 少しずつ身につけています。 そのため ・好きなことに集中している ・次の予定が分からない ・予定の変更が苦手 ・気持ちの整理に時間が必要 といった理由から、 切り替えが難しくなることがあります。 ◆療育で大切にしていること 放課後等デイサービスでは、 「切り替えさせる」ことよりも、 「自分で切り替える力を育てる」ことを大切にしています。 そのために、 次のような関わりを行っています。 ★見通しを伝える 「あと5分で終わりだよ」 「次はおやつだよ」 事前に伝えることで、 心の準備がしやすくなります。 ★気持ちを受け

dtfiroha
6月12日読了時間: 2分


「不安が強い子」への対応
「不安」と言っても理由はそれぞれ 発達に課題のある子の中には、些細な環境変化にも不安を強く感じたり強いストレスとなったりし、その反応として様々な行動が出る子がいます。集団生活の場では、ほかの子どもたちにとって心地よい環境や楽しい体験でも、不安を感じたり、感情のコントロールができなくなったりする場合もあります。 子どもによって、不安を強く感じる原因やきっかけは異なり、色々な要因が絡み合っている場合も少なくありません。そのため保育者は、その子をよく観察し、保護者からの情報やほかの保育者の気付きも参考にしながら、不安の原因を推測し、その子に適した支援の方法を考える必要があります。 その際、大前提として、決して子供に無理強いをしないこと。子どもに頑張らせることで不安への耐性をつけ、克服を目指そうとする方法は、逆効果になります。 苦手なものから逃げられる安全な場所や安心できるグッズを用意して、子どもが落ち着ける環境やパターンを見つけることが、不安の解消につながるでしょう。 次回は「不安」の主なタイプ5つ例を挙げて紹介してい来たと思います。 ①理解が

dtfiroha
6月9日読了時間: 2分
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