top of page

なぜ、体を動かすことが大切なのか?

  • 執筆者の写真: dtfiroha
    dtfiroha
  • 7月11日
  • 読了時間: 3分

発達に特性のあるお子さんにとって、体を動かすことはとても重要で、さまざまなメリットがあります。特に、感覚統合や社会性、自己調整能力などの発達において、大きな役割を果たします。以下に、体を動かすことの具体的なメリットをいくつか挙げてみます。

1. 感覚統合の促進

  • 発達に特性のあるお子さん、特に感覚過敏や感覚鈍麻がある場合、体を動かすことによって脳がさまざまな感覚情報を整理し、統合するのを助けます。

  • たとえば、ジャンプや転がる、バランスを取るような動きは、視覚、聴覚、触覚、前庭感覚(平衡感覚)など、複数の感覚を一度に刺激します。これにより、感覚を上手に使う力が養われます。

2. 運動能力の向上

  • 体を使うことで、運動能力や体のコーディネーションが向上します。特に、大筋肉を使う遊び(たとえば、走る、登る、投げるなど)は、発達の基盤となる体のバランス感覚や運動の基本を身につける助けになります。

  • また、細かい運動(手指の動きや細かい手先の作業など)にも繋がります。これらは学校の授業や日常生活の動作にも大切な要素です。

3. 自己調整能力(自制心)の向上

  • 体を動かすことで、エネルギーをうまく発散することができ、感情のコントロールがしやすくなります。

  • 発達に特性があるお子さんは、時に衝動的に反応することがありますが、身体的な活動を通して、自己調整力(感情や行動の自己制御)が育成されます。たとえば、疲れることによって落ち着き、イライラ感を和らげることができます。

4. ストレス解消とリラックス効果

  • 体を動かすことは、身体的にも精神的にもストレスを解消する方法です。運動によってエンドルフィンが分泌され、気分が高揚するだけでなく、心をリラックスさせることができます。

  • 特に「お散歩」や「遊具で遊ぶ」といった軽い運動は、ストレスを軽減し、リラックスできる時間を提供します。

5. 社会性の向上

  • 体を動かす活動、特にグループでの運動(例えば、キャッチボールや鬼ごっこなど)では、他のお友達との協力やルールの理解が必要になります。これにより、社会性や協調性、コミュニケーションスキルが育ちます。

  • 体を使った遊びの中で、相手を思いやる力や自分の思いを伝える力が自然に身につきます。

6. 集中力の向上

  • 身体的な活動を取り入れることで、気持ちがリフレッシュされ、集中力が高まります。特に、長時間の静かな活動や勉強が続く前に少し体を動かすと、その後の集中力が増すことがよくあります。

  • 特に発達に特性のあるお子さんの場合、適切なタイミングでの体を使った活動が、集中力を高めるスイッチとなることもあります。

7. 自信を持つことができる

  • 新しい動きができるようになったり、体を使った遊びで成功を収めたりすることで、自己肯定感や自信が高まります。

  • 運動を通して「できた!」という成功体験を積み重ねることは、自己評価の向上にも繋がります。

8. 身体感覚の向上

  • 発達に特性があるお子さんは、体の使い方に不安を感じたり、感覚過敏から来る困難を抱えていることがありますが、定期的な運動や遊びを通して、自分の体の使い方に対する理解が深まります。

  • バランスを取る、力加減を調整する、身体の空間認識力を高める、という能力も育まれます。

活動の例:

  • ジャンプやトランポリン遊び: バランス感覚や感覚統合を促進し、エネルギーの発散にも有効。

  • ボール遊び: 手先や目の調整力、協調性を養います。

  • お散歩やハイキング: 自然の中で体を動かすことでリラックス効果が得られ、同時に社会性を育むことも可能。

  • ダンスやリズム遊び: 音楽に合わせて体を動かすことで、感覚統合やリズム感を養います。

体を動かすことが、発達に特性のあるお子さんにとって、楽しみながら成長できる重要な手段となります!

 
 
 

最新記事

すべて表示
信頼関係を深める!

子どもたちと関わっていくうえでとても重要なのは信頼関係を築くことです。 お互いの信頼関係無しには療育に限らず、教育、しつけなども難しいでしょう。 これは大人に置きかえても同じだと思います。 では、信頼関係を築くためにはどうしているか? ・明るく接する ・相手の言葉をよく聞く...

 
 
 

コメント


bottom of page