「すぐに泣いてしまう子」への対応 支援
- dtfiroha
- 12 分前
- 読了時間: 2分
支援の例
ケース1
ちょっとしたことで泣き出しその場で立ち尽くす
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つまずきやすい場面ときっかけをまずは観察してみる
どのような場面やきっかけで泣き出すのかをよく観察して、何日間か記録をとってみましょう。時間帯や場面、体調などの関連性が見えてくるかもしれません。自分でできることとサポートが必要な場面を整理して、できることを増やしながら、自己肯定感を高められるように支援していきましょう。
泣いたらすぐに支援者が来てくれるので、泣けば要求が通ると学んでいる可能性もあります。支援者は少し離れた場所から見守り、 子どもから支援者に伝えに来るようにしてみましょう。
ケース2
「何するの?」と行事への不安からしくしく泣きだす
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見通しを具体的に伝え、想像力を補う
発達に課題がある子どもの中には、想像することが苦手な子がいます。
柔軟な対応ができず、日常と異なる状況になると混乱して不安になり、泣きだしてしまいます。
そのような子に対しては、何をするのか、何回するのか、いつどうなったら終わりになるのかなど、絵カードや数字を使った、分かりやすく具体的な説明が必要です。
また、目標は低めに設定しておく。
ケース3
思い通りにならないとギャーッと泣き出す
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自信と安心感を持てるようにしっかりほめる
体の使い方が不器用な子は、思ったように動けず、自信をなくし、 イライラしてかんしゃくを起こすことがあります。このような子どもは、「できた!」と思える経験を積むことが大切です。また、失敗を極端に嫌がる子は、 友だちから間違いを指摘されて泣き出すことも。このような子どもには、絵本や人形あそびのなかで、 「こんなとき、どうしたらいいかな?」などと、自分の体験とは切り離して、泣く以外のコミュニケーションの方法を学べるようにするとよいでしょう。
子どもたちのアセスメントを日々行いながら、小さな成功体験を認め、自尊心を育めるように関わるのが大事です。
放課後等デイサービスいろは
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