自己肯定感を高める大切さ
- dtfiroha
- 6月20日
- 読了時間: 3分
「自己肯定感」とは?
「自己肯定感」という言葉をご存じでしょうか?簡単な言葉で説明すると、
「自分はここにいていいんだ」「自分は大丈夫」と心の中で思える自信のようなもので、決して目に見えるものではありません。この自己肯定感は子どもに関わる周囲の人や環境によって大きく変化していくものであり、また、子ども自身が活発に生活していくことができるどうかの大きなポイントになってきます。
「自己肯定感」が高いとどうなる?
自己肯定感が高い子は自分に自信を持つことができます。そのため、何事に対しても自信を持って過ごしていけることが多いです。具体的には以下のような姿が見られます。
・初めての取り組みにも積極的にやってみようとする
・失敗をしても何度も挑戦しようとする
・人との関わりにおいても積極的に関わってみようとする
・自分の気持ちを素直に表現できる
では、逆に自己肯定感が低いとどのような姿が見られるようになるかというと
・初めての事には不安感が高まり、消極的になる
・少しの失敗で立ち直りにくくなり、再挑戦しようとする気持ちがなかなか出ない
・自分の気持ちを表現することが苦手
など、失敗を恐れる傾向にあります。
自己肯定感を高めるためには?
ここまで自己肯定感が高い・低いという話をしてきましたが、どうすれば自己肯定感を高めていくことができるのかが大切です。
自己肯定感を高めるためには
・子どもが自信を持つ
・安心して過ごせる
さまざまな要因がありますが、特に上記の2点は重要です。
「自信を持つ」・「安心できる」のどちらにもとても影響するのが「褒める」ことです!
みなさんは褒められて嫌だったという経験があるでしょうか?全員が無いとは決して言えませんが、多くの方は褒められると嬉しい気持ちになるものだと思います。大人の自分に置き換えて考えても、褒められることは嬉しいことです。それが子どもとなるとなおさら嬉しい気持ちになるはずです。
人それぞれ得意・不得意がありますが、得意なことができた時も、苦手なことが少しだけ頑張れた時も大いに褒めてあげてください!そして、その言葉を聞いた子どもの表情をよく見てあげてください。恥ずかしくて表情に出さない子もいるかもしれませんが、心の中ではきっと嬉しくて、「次も頑張ってみよう」という気持ちに繋がっているはずです。
また、子どもの1番の理解者であり、安心できる存在である親に褒めてもらうことが「何かあっても大丈夫」「守ってもらえる」という安心感にもつながります。
見逃しがちな普段の子どもの姿を改めてよく見てあげることで、日常の中でも褒めてあげられることはたくさん見つかると思います。まずは1日1つからでも褒めてあげることから続けてみましょう!
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