ダイナミックに!粗大運動で感覚統合!
- dtfiroha

- 11月4日
- 読了時間: 2分
事業所にある玩具や遊具を使って楽しめる、 感覚統合あそびを紹介します。
集団あそびを前提としたうえで、個々の発達や特性に合わせて工夫しやすいアレンジつきです。
ボディイメージと体幹が育つ
トンネルくぐり
はいはいでトンネルをくぐり抜けます。体幹にしっかりと力を入れるため、 姿勢の安定につながります。また、トンネルの穴の大きさに対して、 自分の体の大きさや動かし方を調整する機会にも。
【基本の遊び方】
トンネルの長さや形を変えて、
距離を延ばしたり、高さや幅を狭めて窮屈にしたりして、 バリエーションを増やしましよう。くぐる、這う、転がるなどいろいろな動きが経験できるあそびです。
うまくくぐれない子どもには穴の大きなトンネルから始め、視界が遮られるのが怖い子には、透明部分のあるトンネルやフープを使って。フープは、ひとつから段階的に増やしてみるのもよいでしょう。
アレンジポイント
(人のトンネルをくぐる)
座った人の足の下や、床に手をついたりしてできたトンネルをくぐります。トンネル役の子も、いろいろな姿勢を体験できます。
(障害物をおく)
あそびに慣れてきたら、トンネルの中にぬいぐるみやソフトブロックなどの障害物を置きます。
どかそうと物を片手で掴むときに体のバランスを取ったり、物をよけるために転がってみたりと、いろいろな体の使い方ができるように。
(床の感触をかえる)
トンネルの下に柔らかいマットを敷いて不安定に。バランスを取るために、しっかりと踏ん張る力がつきます。ソフトつみきをまばらに敷いて、 でこぼこ道にしても。
身体の大きさや動きを知る
蜘蛛の巣
四方八方に張りめぐらせたゴムひもに触れないように、またいだりくぐったり。
自分の体の大きさや動きに意識を向けるボディイメージと、体の動きを組み立てる力が育ちます。
【基本の遊び方】
ゴムひもを、机やいす、棚に結びつけて張りめぐらせます。
高さや間隔を変えて難易度を調整。ゴムひもに触れないようにことばをかけましょう。慎重に体を動かし、どう進むかを考える必要のあるあそびです。
アレンジポイント
(当たったことに気付きやすく)
先に進むことに夢中になると、ゴムひもに触れたことを感じにくい子どもがいます。触れると音が鳴る、ざらざらした感触がある、ひもが切れるなど、目や耳、 感触でわかりやすい工夫をしましょう。
放課後等デイサービスいろは・ハチドリ・リズム





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