活動の切り替えが苦手な子
- dtfiroha
- 6月17日
- 読了時間: 2分
時間で活動が区切られることが多い学校やデイでは、遊びを辞められず、次の活動に時間がかかる子も少なくありません、どんな援助が必要なのか考えたことありませんか?
[子どもへの理解]
1.「終わり」「おしまい」の意味を理解できていない
「終わり」は形がなく、目に見えないものとても理解が難しい概念です。そのため、何を要求されているかのか分かりません。
2.未来を予想し、見通しを持つことが苦手
「今できなくても、明日できる」など物事に優先順位をつけたり、気持ちに折り合いをつけたりと切り替えをしています。課題のある子は見通しを持つことが苦手なため、切り替えがうまくできません。
[活動を上手に切り替えられるように]
必要なのは納得して終える練習!
満足するまで遊べば、子どもは自分で遊びを終わらせることができます。本人が満足する前にやめさせようとするから終われないのです。これは大人の都合で子どもを動かそうとするから起こる問題です。
とはいえ、タイムスケジュールに沿って生活を行うのは大切です。
1.納得するまでとことん付き合う
2.そろそろかなをキャッチする
3.さっと終われたら褒める!
終える練習をする際は、子どもが納得するまであそびにつき合う覚悟が必要です。切り替えが苦手な子も、気が済むまであそべば自分からあそびをやめられます。あそびに満足したり飽きてきたりした様子が見られたら、「そろそろ終わりにしよう」と声をかけましょう。子どもの気持ちが「終わり」に向かっているタイミングで「おしまい」に導くので、スムーズに終わらせることができます。 うまく終わらせられたら、「すぐ終わりにできてかっこいいね」などとほめます。納得して終える経験をして、気持ちよく活動を終えるパターンが定着すると、次第にいろいろな場面でもうまく切り替えができるようになっていきます。
まずは終える練習をすることが大事なのです!
放課後等デイサービスいろは・ハチドリ・リズム
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